第 245回ツーリング報告 鹿野大佛

第 245回ツーリング報告

令和 4 年 4 月 10 日(日)※1 週順延して開催

目的地:東京都西多摩郡日の出町 鹿野大佛(ろくやだいぶつ)

参加者: うさぎ：km（先導）、ar、kmi、na、mt：5名

子亀：so（先導）、si、zn、tn、tk、hn：6 名

お見送り: sn、tj：2 名

現地参集:fnさん、同息子さん:2名

(順不動・敬称略)

２月、３月のクラブランが新型コロナウイルスまん延防止のため中止となり、３か月ぶり、さらに４月３日の予定が、雨天のため翌週順延となり、ようやく開催となりました。

このところ寒暖の差が大きく不安定な天気でしたが、今日は快晴微風で、まさしくそよ風のサイクリング日和。

夏日になるとの予報で、実際鳩山では28.5度になったとのことでしたが、湿度も低く、自転車乗りにとっては実に爽快な一日でした。

平成の森公園には、見送りを含め１３人が集合しました。

延期の関係かやや少なめの人数です。

また、親亀の先導を予定していたｍｙさんが足の不調で来られないとのことで、うさぎ５名、子亀６名の編成で、８：００に平成の森を出発しました。

今日の目的地の鹿野（ろくや）大仏は、kmさんの御提案で３年前から計画していましたが､雨天中止が続き、今回やっと実現したものです。

子亀は、平成の森を出て、落合橋を渡り入間川自転車道を南下。川越橋を過ぎて一般道に入り、東上線、川越線、関越自動車道をくぐり、国道１６号、西武新宿線を越えて狭山市へ

川越少年刑務所前を通って、セブンイレブン狭山南入曽店に9：05着。ここまで20.5km

10分休憩して、西武新宿線を越え、入間市に入り、西武池袋線を越え、瑞穂町、青梅市を経て、羽村市に入り、羽村取水堰10：30着。15分休憩して、羽村堰下橋で多摩川を右岸に渡り、あきる野市に入り、時間に少し余裕があったのでセブンイレブンあきる野草花店で10分休憩し、日之出町の鹿谷大仏11：30着。

平成の森から45.1km でした。

交通量の多い所もありましたが、soさんの先導で安全に、また、多摩川前後で多少の起伏はありましたが、坂の少ない快適なコースでした。

一方、うさぎは、

入間川自転車道から山根通り入り、青梅市内を抜け秋川街道を通って鹿野大仏に到着。

時は春。

平成の森から大仏までの道すがら、遠く眺める丘陵は、樹々が一斉に若葉を伸ばし全体が浅緑色に煙って見えます。

沿道の街路樹や家々の庭の木は、半ば花を散らせた染井吉野、満開の枝垂れ桜、白やピンクの花を開き始めた花水木、桃、木蓮、三つ葉躑躅、椿などなど、月並みですが、まさに春爛漫、百花繚乱という言葉がぴったりです。

往路途中で立ち寄った羽村取水堰では、コロナで外出を控えていた沢山の人が、春の日差

しと、まだ半ば花を残しつつ緑色になる前の梅鼠色の小葉を芽吹かせている玉川上水の桜並木を楽しんでいました。

桜と言えば、羽村市街の日野自動車羽村工場敷地の道路沿いの桜並木が、既に半ば以上花を散らせていましたが、そよ風にはらはらと花弁を舞い散らせていた様が思い出されます。　

信号待ちで眺めていて気付いたのですが、桜の花弁は、楓の種がプロペラのように回転しながら落ちるのと同様に一枚一枚が自転しながら、同時に風の流れに揺られ不規則に蛇行しながら数秒間かけて地面まで降りているのでした。

この複雑系の動きを見せる散り様の美しさも染井吉野が好まれる理由なのでしょう。

「花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは」

という一節が思い起こされました。

さて、集合場所には走行メンバー１１人に加えて、病気から快復されたfm

さんが来てくれました。

今日はまだ自転車では来られなかったとのですが、また一緒に走れるのを楽しみしています。

鹿野大仏様は、集合場所から少し離れた丘の上におわしました。

時間の関係でお参りはできませんでしたが、遠目にも美しい像で、気品のある優しいお顔をしておられました。

大仏から吹き降ろしてくる涼風の中で写真撮影をし、続いて総会を開催して、11:50解散。それぞれ家路に着きました。

子亀のうち筆者を含む４人は、すき家で昼食をとり、狭山湖南回りで帰るzn会長が離脱した後、羽村取水堰の近くの約６ha の根がらみ前水田に立ち寄りました。

ここには３５万本の様々な品種のチューリップが植えられ、色とりどりの花を咲かせており、折からのチューリップまつりを訪れた沢山の人で賑わっていました。

その後、青梅市、飯能市を通過して豊水橋から入間川自転車道を北上、途中で追いつかれたうさぎのメンバーとともに落合橋に至り、筆者はここで離脱して、出丸橋を渡り、平成の森公園脇を経由して帰宅しました。

平成の森公園を出発して往復97km走行 でした。

今日一日安全に先導していただいたｋｍさんとsoさんに感謝いたします。

また、走行記の執筆に御協力いただいたsoさんには重ねてお礼申し上げます。